「夏の小作品」2016より(5)
穂先の空気を表現したくて
玄関先のローズマリーのの仲間がある時から、夏のはじめにラベンダーのようにヒョロヒョロと細い茎を伸ばしって、青紫の穂のような花をつけ始めました。可愛ような、可愛くないような花で、なんとなくローズマリーの匂いがします。それで気になって、描いてみました。
「在るようなないような、止まっているような、揺れているような、草というよれ、空気が揺れているような。」本物は、もっとヒョロヒョロして、高さは50センチぐらい在るのですが、画面ではぐいっと短くして無理やり紙の中に入れ込んでしまいました。
土筆のような、麦のような、青い穂の草です。
2017年8月17日