はりとおきゅうの「明々堂」さん

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はりとおきゅうの「明々堂」さん

先日鍼灸師をされているお友達から、ご自分のホームページに使えるようなオリジナルの画像を提供してもらえたらというお話があり、面白そうなのでトライしてみました。

鍼灸院のお名前は「明々堂」。北九州で診療されています。

最初は「明々堂」という漢字のロゴのようなものを考えていました。「明」という漢字はてっきり太陽と月のくみあわせかと思っていました。

いろいろやってみて、どうもうまくいかないので、改めて白川静先生の「字統」でしらべてみたら、「日」の部分はほんとうはそうではなくて、窓のことで、月の光が屋内にさしこんで明るいといういみでした。そこで改めて古い書体「明々堂」を半紙に練習してみました。

20170826185957-0002後ろあり のコピー月が2つ、まどが2つ、そのまどは丸い窓や四角い窓。良さそうな書体を組み合わせて結構書いていくうち,絵のなかにこの書体を入れ込むという着想がひらめきました。

空には三日月、まあるい高窓と入り口のような四角い窓。2つとも障子が貼られていて、そこは明るいひかりで満たされている。

あとひとつの月はどこに? それは壁の落書きで。

やさしくて、どこかほっとするような建物「お堂」を訪ねていくような、懐かしいおうちに帰って来たような感じ、ありませんか?

みぎよせ

もうひとつふたつの月を使って診療所のロゴを考えてにました。