夏の小作品 2017より ⑴
アサガオを見た朝、こころが動き始めました。
大きな窓の日除けがわりに毎年4月ごろからアサガオを 育てています。
宿根草の琉球アサガオのため、苗を植える必要がなく、軒先からネットを垂らすぐらいでほったらかしですが、その成長には目をみはるものがあります。
暑くてよく眠れなかった朝、起きて、窓を開けたら、屋根の上に紫のアサガオが一輪咲いていて、その清々しさに感動しました。
水墨画にうってつけの題材ではありますが、かえって難しそうで、そのまま断念。お決まりの構図が上手にかけないというコンプレックスもあって、2〜3日見て楽しんでいました。
今年の夏もクレパスとガッシュの作品の制作をを続けていたので、白い紙になんとなくパープルな感じで ぐるぐる描いて見たら、紫のアサガオの気持ち?ツルの気持ち?、螺旋のように伸びていきたいような気分になってこの作品ができました。白いクレパスの部分をナイフでぐるぐる引っ掻いていたら素敵なリズムが生まれました。
楽しんで描いた作品です。
2017年9月2日