表参道での個展、成功しました!(3)展示のスタイル

 

作品はそのほとんどを額縁やパネルに張り込むという形ではなく、シンプルな掛け軸仕立てで展示した。

 作品を巻き上げるとこんな感じ で、ざっとが約30点。これを養生したダンボールにに入れて運ぶという方法で、この方法は英国ノーリッジの個展の時に考えついたもである。

こういうダンボールの箱をネットでオーダーして、その中に作品を紙筒を利用して、平置きにして輸送した。縦横高さの和を160以内に設定することで宅急便として送ることができ、また時間指定をかけられるので、搬入時間直前にギャラリーに到着させることもできる。ただし、長尺ものはこの限りになく、画材店発送をお願いした。

掛け軸の上部にの竿にごく小さな金物を左右2箇所仕込んでいる。その金物の輪っかの部分にテグスを通してくくりつけ、そのテグスをギャラリーのピクチャーレールのフックにとめる。ワイヤーではなく、テグスを使っているので、縦ラインがなく視線を邪魔せず、スッキリと見える。まるで作品が壁に浮いているように感じさせたかった。

アクリル板をかぶせていないので、たしかに破損や汚れのリスクがあるが、なによりも見やすく、輸送の面でもコンパクトでコストも抑えられるのが魅力的である。また美濃の裏打ち紙の風合いを生かし、それを表装として見せることで会場にニュートラルでウブな感じの空気感を醸し出すことができた。