「九州華僑華人文学芸術家連合会芸術展」に出品しました。

11月1日~6日まで福岡アジア美術館で「九州華僑華人文学芸術家連合会芸術展」が開催されました。

 尖閣問題で日中間の関係がぎくしゃくしたため、先月は各地で日中国交正常化40周年記念に関係する行事が中止されることもあり,この展覧会も開催されるかどうか少し心配していましたがましたが、無事に開催されました。私も大きな作品を2点出品させてもらいました。

動物的作品と植物的作品

  今回出品した2点の作品は墨のみによる作品であるという点では共通していまますが、同時期に制作されたにもかかわらず、与える印象がかなり異なっています。

 ひとつは動物的な世界のもの、そしてもうひとつは森のような植物的な世界のものです。静かに深くコケや粘菌が触手を伸ばし、あるいは木の葉が腐葉土に変化していくような時間、まるで時間がとまっているように見えて、はっきりと成長していく森の世界。ともうひとつはスカイダイビングのようにからだが一瞬にして何百メートルも降下ながら、時間がとまったようなあるいは浮遊しているように感じられる、たとえばジェットコースターに乗ったときのような世界です。

 制作時の意識は重力に対してひとつは横に向かい、もうひとつは縦(上下)に向かったことがこれらの違った作品を生み出しました。